ニュージーランドはラグビーとクリケットの人気が高いのですが、近年ではラグビーやクリケットにも負けないぐらいサッカー人気が出てきており、サッカーに興味を持つ子供も増えてきています。そして今では小学生の段階ではラグビーやクリケットより競技人口が多くなっています。
オーストラリアがオセアニアを脱退した今、オセアニア地区では強豪国としての地位にあります。2010年のワールドカップ南アフリカ大会予選ではオセアニアチャンピオンになり、バーレーンとの大陸間プレーオフを1勝1分で制し、実に28年ぶりの2回目のワールドカップ出場を決めました。本大会ではグループリーグ3位で決勝トーナメントへの進出はならなかったものの、スロバキア・イタリア・パラグアイ相手に全て引き分けへと持ち込み無敗で大会を終えるという、前評判を大きく上回る結果を残しました。
現代表の数多くの選手がニュージーランドで育ち、そして海外でプロサッカー選手としてプレーしています。
またニュージーランドは自然に恵まれた国であり、土のグランドは存在しなく、全ての練習を芝の上で行っています。ニュージーランド国内にはニュージーランド・フットボールチャンピオンシップ(NZFC)(ニュージーランドのトップリーグ)が存在し、そこにはクラブワールドカップ出場常連のオークランドCITY FCやワイタケレFCなどが参戦しています。
NZFCのリーグは全チームで8チームあり、オークランドCITY FCとワイタケレFCの2強であり、他のチームとの差はあります。
この2強に関してはレベルはJFLのチームぐらいのチーム力があるんではないかと思います。
・オークランド・シティFC
AUCKLANDを拠点として、毎年リーグの優勝候補でリーグが始まって6シーズン中4回優勝をしている大本命チーム。06年、09年11年、にはクラブワールドカップにも出場しており、12年大会にも出場権を獲得した。06年大会には元日本代表の岩本選手も一時的に在籍していたチームである。
・ワイタケレ・ユナイテッド
もう1チームの優勝候補と言えば、優勝2回を誇り、日本で行われた07年、08年のクラブワールドカップに出場している、オークランドのライバルチームです。
・ワイカトFC
WAIKATOを拠点としたチーム。
・カンタベリー・ユナイテッド
Christchurchを拠点としたチームで、過去2回準優勝を成し遂げたチームです。
・ホークスベイ・ユナイテッド
NAPIERを拠点としたチームです。
・チーム・ウェリントン
首都のWELLINGTONを拠点として、過去に一度準優勝に輝いたチームです。
・オタゴ・ユナイテッド
OTAGOを拠点としたチームです。
・ヤングハート・マナワツ
MANAWATUを拠点としたチームです。
州リーグ(NZ2部リーグ~)は3月頃から9月頃までの期間に開催されます。リーグも数多く存在して、オークランドの地域リーグでは州1部リーグとなるものがPREMIER LEAGUE(プレミアリーグ)と呼ばれ、その次にDIVISION1、2,3(ディビジョン)と続きます。
NZの国内の1部リーグでプレーしている選手も冬は1部リーグがない為に地域リーグでプレーする選手もいます。
どのチームもホームグランドがあり、クラブハウス、ロッカーがあり、芝で練習をして、芝で試合をします。
それでこのリーグ(PREMIER)のレベルなのですが、日本のサッカーと比較するのはサッカーが違うので比較しにくいのですが、県リーグ(日本では6部リーグ(関西の場合は上からJ1、J2、JFL、関西リーグ1部、関西リーグ2部と続いて県リーグになります。))ぐらいのレベルと思っていいのではないでしょうか。
3月~9月 |
9月~4月 |
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州リーグ
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NZFC(ニュージーランドの国内リーグ) |
まずはNZ1部リーグのチームでも少しの給料と勝利給などは出ますが、それで生活している選手はごくわずかの選手だけです。
チームによっては宿泊先の提供などもあります。
州リーグにおいても同じ事で少しの給料と勝利給などは出ますが、それで生活している選手はごくわずかの選手だけです。
NZにはプロリーグはないのですが、WELLINGTONを拠点したウェリントン・フェニックスというプロチームがあり、Aリーグ(オーストラリアリーグ)に参戦しています。
NZの代表のチーム選手も多くプレーをしています。
ニュージーランドの気候
南半球にあるニュージーランドは、日本とは気候が真逆。南に行くほど寒くなり、地域による格差も大きいです。1年のうちで最も暑いのが1~2月、最も寒いのは7月。しかし、年間の気温差は8~9℃と日本ほど大きくはないです。ただし、「1日のなかに四季がある」と言われるほど1日の間の気温差が激しいです。
時差とサマータイム
日本より3時間早いです。つまり日本時間に3をプラスするので、日本の午前8:00がニュージーランドでは午前11:00となる。サマータイム制度を導入しており、本年度のサマータイムの実施期間は2012年9月30日~2013年4月7日まで。1時間進めるので、時差は4時間となります。
通貨と為替など
通貨単位はニュージーランド・ドル(100¢=$1、$1=約62.6円、2012年6月現在)。
流通している通貨は紙幣が$100、$50、$20、$10、$5の5種類。硬貨は$2、$1、50¢、20¢、10¢の5種類。
ひとりで1万ドル以上の現金を所持する場合は、出入国時に現金報告書(Border Cash Report)を提出する必要があります。
両替は空港より市内にレートのいい両替所があるのでそこを利用した方がいいでしょう。
ニュージーランドではクレジットカードが広く利用されており、スーパーや田舎の小さなお店でも使用できるので、現金を多く持ち歩かなくても不便を感じません。ただし、JCBを使用できる店舗は少ないので、事前にVISAがMASTERカードを作っておくといいでしょう。
チップを渡す習慣はないが、特別なサービスを受けたと感じたときは渡したほうがいいでしょう。
GST(Goods and Services Tax)と呼ばれる税金が商品やサービスに対してかけられます。税率は15%。これは日本の消費税のようなもので、旅行者でも返還はされません。特別に表示がない限り、正札などにはこの税が含まれた金額が記載されています。
物価の方は近年為替が大きくかわりますが、1ドル60円程度でしたら、日本よりも物価が安いと計算していいでしょう。スーパーなんかで食料品を買うと非常に安いとでしょう。
・サンドイッチ NZドル 2~3,5
・コーラー1缶 NZドル 1~1,5
・BARで飲むビール一杯 NZドル 3~5
・カフェでのむカプチーノ NZドル 3~4
・家賃(シェアハウス) NZドル 週100~250
携帯
必要であれば現地でプリペイド式の携帯を購入可能。(携帯+SIMカード(約NZ$100前後~))